今週は、前回ご紹介したレーズン酵母で、元種を作りました。
最初は、酵母エキスを作るだけでも時間がかかるのに、さらに元種作りまで、何日もかけるなんて面倒に感じて、エキスをそのまま使うストレート法でパンを焼いていました。
でも、一度元種作りを覚えると、パン作りの行程の奥深さや楽しさが増したような気がします。
以来、ずっと元種法でパンを焼いています。
元種作りに必要なもの
- 清潔な瓶か容器
- 清潔なスプーン
- 粉
- 酵母エキス
- マスキングテープか輪ゴム
粉は強力粉やライ麦粉や全粒粉などで作ることが多いようです。
でも、間違って薄力粉でやってしまったことがありますが、ちゃんと膨らみました。
元種作りの注意点
作り方を見ると分かるとおり、粉と酵母を混ぜるとかなり膨らみます。
粉と酵母エキスの総量の2倍以上に膨らみますので、あふれないように、容器の大きさに合わせて材料の量を調整してください。
作り方
1. 粉と酵母エキスを混ぜて、2倍に膨らむまで待つ
強力粉と酵母エキスを1:1の割合で入れてよく混ぜます。(今回は40gずつ)
あとで膨らんだ量が分かるように、マスキングテープか、輪ゴムで印を付けておきます。
なんか、写真で見ると汚ならしいですが😅

室温に置いておくと、画像のように膨らんでいくので、2倍になるまで置いておきます。

2. 冷蔵庫で休ませる
2倍に膨らんだら、冷蔵庫に入れて、6~8時間休ませます。
もしくは、夜に冷蔵庫に入れたら、次の朝出せばOKです。
ちなみに、忘れててお昼に出しても大丈夫でした!
3. 粉と酵母エキスを追加して、2倍になるまで待つ
冷蔵庫から出した容器に、また強力粉と酵母エキスを1:1の割合で入れて、よく混ぜます。
混ぜるとガスが抜けて、しぼんでかさが減ります。
また、マスキングテープで印を付けて、2倍になるまで室温に置きます。
4. 冷蔵庫で休ませる
2倍になったら、また冷蔵庫へ。
また6~8時間か一晩休ませます。

5. 粉と酵母エキスを追加して、2倍になるまで待つ
冷蔵庫から出したら、またまた強力粉と酵母エキスを1:1の割合で加えて混ぜます。

マスキングテープをずらして、2倍になるまで室温に置きます。

6. 冷蔵庫で保管する
2倍になったら完成です!
冷蔵庫に入れて保管しましょう。
ちなみに、今回の元種作りは3日かかりました。
繰り返しますが、粉の量は、容器の大きさに合わせて、倍に膨らむのを考慮して、少し余裕を見た量に調整してください。
そうしないと、容器から溢れてしまいます。(経験者は語る。)
酵母ちゃんの元気さは、すごいです!
元種は継ぎ足して使い続けられる
わたしは、一週間に一度の頻度でパンを焼きますが、一度に70gほどの元種を使うので、一ヶ月くらいで使いきります。
使ったら、また粉と酵母エキスを1:1の割合で足して、2倍になるまで室温に置き、その後冷蔵庫で保管する、を繰り返せばずっと使い続けることもできるそうです。
わたしの場合、2,3度は補充しますが、一ヶ月くらいしたら使い切って、また新しく作り直しすようにしています。
今回作った元種ではありませんが、今週は久しぶりに食パンを焼きました。

薄めに切って、卵や野菜をサンドして食べると最高です!
おまけ
キャットタワーでくつろぐサビ猫うた。
近づくと、クーンクーンと泣きながら
クネクネしてくれる。

猫ってなんでこんなに可愛いんだろうって
毎日のようにしみじみ思わせてくれます。
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